1. こどもと楽しむ絵本-モンテッソーリ教育

先輩ママの体験談 こどもと楽しむ絵本-モンテッソーリ教育

こんにちは。突然ですが「モンテッソーリ教育」という言葉、耳にしたことはありますか?

最近では将棋の藤井聡太棋士が、小さい頃に受けた教育方法としてよくとりあげられるので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。

Help me to do it myself.
『 自分で出来るように手伝ってね!』この言葉を、モンテッソーリ教育ではとても大事にしています。

イタリアでうまれ、世界で広く用いられているこの教育方法、大人は何かを上から教えこむのではなく、自ら伸びようとするこどもたちのお手伝いをするのが役目と考えます。そのために必要なのが、こどもの発達に関する知識をもって、こどもをよく観察するということ。

日々の子育てにもヒントになるこどもの見方を、少しずつご紹介できればと思います。今日はこどもたちと絵本のお話です。モンテッソーリ的な絵本の選び方と共にご紹介します。

赤ちゃんにはどんな絵本がいいの?

本屋さんに行くと、色んな絵本がたくさん並んでいます。ふつうは、平積みしてある本や、大きく紹介されているのが人気の絵本なのかな、そんなことを基準に絵本を選びますよね。

そこで、これから産まれてくるお子さんにどんな絵本をそろえようかな?とか、まだ物語を読んであげても聞いてくれないけど、赤ちゃんの時期にはどんな絵本がいいのかしら?と思っていらっしゃる方々へ、モンテッソーリ教育におけるこどもの見方から、絵本の選び方をご紹介します。

モンテッソーリ教育では、こどもたちが『本物の体験』に出会うことをとても大事にします。

産まれてすぐ~3歳くらいの小さなこども達は、大好きなママやパパや自分が暮らす、周りの環境や生活がどうなっているのか知りたいと思っていて、身近な世界のあらゆる事を五感を通して学び、そしてどんどん吸収しています。

雪が空から降ってきた!
ずっと触っていたら冷たくて手が痛くなり
食べてみたら、やっぱり冷たい。
雪の上は走ると滑って転んじゃうけど
転んでもあんまり痛くないな。

大好きなミカンを食べたら
中に種が入ってた。
リンゴにも種はあるの?
バナナにも?
イチゴの種はどこ?

こんなふうに。

こどもたちは何でも初めて。出会うこと全てが学びの対象です。私たち大人にとっては当たり前の現実の世界が、こどもたちにとっては驚きと感動にあふれています。

そんな不思議に満ちあふれた世界、テレビや映像でも紹介できると思うかもしれません。

でもやっぱり
実際に触ってみて
食べてみて
匂いをかいでみて
音をきいてみて
それについて大好きなパパやママ
じいじやばあばとお話ししてみる。

こんな原体験がとっても大切です。そして、たくさんの身近な現実の体験を土台にして、想像力の幅が広がっていきます。

こんな考え方から、産まれてから数年の間、自分が住んでいる世界がどうなっているのかな?と日々探索中のこどもたちには、できるだけ現実に沿った内容の本がおすすめです。

現実とファンタジーを混同してしまわないために。ファンタジーや童話などは、もう少し後、本当のことと、そうでないことが分かるようになってから読むとより楽しめると思います。

そしてこの時期の絵本は、こどもたちの日々の体験を、一緒に再確認できるようなものであるといいなと思います。

それからもう一つ。まだ言葉を話さない赤ちゃんも、胎児の頃から大人の話すことをよく聞いています。そしていずれお話しが出来るようになるまでの間、聞くことそのままを吸収しています。

絵本を選ぶときには、できるだけ正しい日本語が使われているものを。普段は使わない言葉の発音に出会ういい機会にもなります。

我が家の絵本タイム

我が家では毎日、夜寝る前にお布団に入ったらこどもたちと絵本をよみます。

お風呂に入って、歯磨きをしたら、本を読んで、電気を消して、寝る。毎日そんな流れです。歯磨きはふたりとも嫌いだけど、しないと絵本がよめないので頑張ってやっています。

こどもたちはふたりとも絵本が大好きです。でもきっと、ふたりよりも私の方が絵本好き。こどもの時から本を読むのは好きだったけど、大人になって読むと、また違った風景が見えてくる気がします。

そして、何より私にとって絵本を読むのは忙しい毎日の中の、癒しのひと時なのです。

まだ娘が産まれる前の頃も、息子とたくさん一緒に絵本をよみました。食べられたり、びりびりにされても、その都度つなぎあわせて絵本を修理していました。

そんな面倒な行為さえも楽しかったし、その頃はまだそんな余裕もあったなぁ、と懐かしく思い出します。

娘が産まれたのは、息子がちょうど一歳半で、どんどん手がかかりだす頃だったので、その後はもうどう過ごしてきたか覚えていないほどバタバタな毎日をなんとか越えてきたという感じです。

世の中のお母さんをまじめに尊敬しました。

昼間のせわしなさに比べると、夜の時間は比較的ゆったりと過ごせます。夫も帰宅し、こども達も外は暗いから、とりあえず勝手に外に出ていくことはないので(笑)。

というわけで、夜のルーティンはそんな毎日でも続いてきました。

それから、公園などへのお出かけの際にお気に入りを数冊持って行き、お外で読むのもいいものです。こどもたちは、場所が変わったり読む人が変わると、また違う絵本みたいに楽しめます。

どんな絵本がいい?ときかれると、先ほどご紹介したようにお答えしますが、実際我が家には色んな種類の色んな絵本があります。

絵本タイムには、こどもたちがこれがいい!といって持ってくる本と、プラス私が読みたい本(今のこどもたちにはこれがいいかなと思う絵本も含みますが、単に私が読みたい絵本の時もあります)の両方を読むようにしています。

最近は図書館でもたくさん絵本を借りてきますが、その時もこどもたちが読みたい本と、私が読んで欲しい本、両方を借りるようにしています。

こどもに選んでもらうと、全部『アンパンマン』だったりするので(笑)。

実際の子育ては、思うようにいかないことばかり。こうしたらいいと分かっていてもできないことや、これはダメだなーと思っていてもやっちゃうこと、色々です。

でも大事なことを知っているのと知らないのではだいぶ違う気がします。モンテッソーリの考え方が少しでも、こどもたちとの日々を楽しむヒントになれば嬉しいです。

最近図書館で見つけて、何度も何度も読んでいる絵本があります。

「ほしを さがしに」 しもらかわゆみ(著)講談社

お話も心がポカポカするような内容なのですが、登場する動物たちの絵が繊細で本物みたい。でも本物よりもやさしそうで。とっても素敵なんです。こどもたちも大好きだけど、私のお気に入り。癒やしの一冊です。

---

【写真の絵本紹介】
「たんぽぽ」平山和子(文・絵)北村四郎(監修)福音館書店
「くだもの」平山和子(作)福音館書店
「いちご」平山和子(作)福音館書店
「おにぎり」平山英三(文)平山和子(絵)福音館書店
「きゃっきゃキャベツ」いわさゆうこ(作)童心社

梅村ファーム 梅村美幸
5年前、結婚を機に神奈川から岡山へUターン。元々美味しい葡萄を作られていた農家さんの畑を一部借りる形で3年前から夫婦で葡萄農家を始めました。

まだまだ全てが3回りの駆けだし農家ですが、朝採りピチピチの新鮮葡萄を全国各地へお届けしています。個人的には、子育てに活かしたくてモンテッソーリ教育を勉強したのに、バタバタな毎日の中でなかなか活かせないのが悩み。

3歳の男の子と1歳の女の子の2児の母国際モンテッソーリ協会公認教員資格保有(3歳-6歳)

everyones diary ほっと一息 みんなのダイアリー

CATEGORY

  • キューズベリーのものづくりの背景や、商品開発者の想い、職人さんのこだわりや人柄をご紹介します。
  • キューズベリーとつながってくださった、こだわりある方々をご紹介いたします。
  • いらなくなった生地や端材などを生かして。親子のコミュニケーションにもぴったりな、リノベーション術をご紹介します。
  • 暮らしをやさしく、楽しくする、新たな工夫や視点をご紹介します。

FOLLOW US

新着記事のお知らせや、
記事のこぼれ話などをご紹介!

メルマガ登録はこちら